前代表理事、脱税有罪 名古屋地裁判決、遺産受領法人も

家族と疎遠になった高齢者らから譲り受けた遺産などを所得として申告せず、法人税約3900万円を免れたとして、法人税法違反(脱税)などの罪に問われた一般社団法人「和(なご)みの会」(愛知県知多市)と前代表理事の被告(64)=同市=の判決公判で、名古屋地裁は18日、被告に懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)、法人に罰金900万円(求刑罰金1200万円)を言い渡した。
判決理由で三芳純平裁判官は「簿外口座を利用するなど悪質だ。単純な申告漏れではなく脱税が目的だった」と指摘した。
判決によると、2015年12月期までの2年間に、亡くなった愛知県内の男性会員2人から遺贈された計約1億5千万円を簿外口座に隠し、法人税約3900万円を免れた。
 高齢化社会を背景に、和みの会は「家族代行」を掲げ、家族や親類などに頼れない高齢者の生活支援や身元保証などを展開していた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です