贈賄の国税OB、控訴審でも実刑 大阪高裁判決

大阪国税局の税務調査を巡る汚職事件で贈賄や法人税法違反などの罪に問われた国税局OBの元税理士(64)の控訴審で、大阪高裁(中川博之裁判長)は24日、懲役6年、罰金7000万円(求刑・懲役8年、罰金1億円)とした1審・大阪地裁判決を支持し、弁護側の控訴を棄却した。

 判決によると、被告は2011年9月、顧問先会社への抜き打ち税務調査を巡り西税務署の上席国税調査官だった受刑者(46)=加重収賄罪などで実刑判決が確定=から日程を聞き、見返りに現金120万円を渡した。さらに10~12年、実質経営する税理士法人の法人税約4400万円を脱税するなどした。

 被告は1審と同様、贈賄や脱税について無罪を主張したが、中川裁判長は捜査段階で賄賂の受け取りを認めた平良受刑者の供述などは信用できると判断した。

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