ウソの遺言書で5億円脱税 元税理士に有罪判決

嘘の遺言書を使って、資産家の遺産を社会福祉法人に寄付するよう装い、相続税約5億円を脱税したとされる元税理士の男に、大阪地裁は執行猶予の付いた有罪判決を言い渡しました。
当初、税理士側は「正当に寄付されるとの認識で申告した」と主張してたみたいです。遺産相続人の男ら4人=公判中のほか、元和歌山県議との共謀も否定。
一方、検察側は「遺言書を偽装するなど申告手続きに関与したほか、寄付先についても助言した」と指摘していたみたいです。
起訴状には、被告ら5人と共謀し、2014年9月、偽造した遺言書で約8億5千万円を和歌山県の社会福祉法人に寄付したように装い、相続税を脱税したとしている。
結果、大阪地裁は「税理士だった被告が知識を悪用して脱税スキームを発案し、遺言書の偽造にも積極的に関与していた」として、被告に懲役3年、執行猶予4年と罰金800万円を言い渡しという事です。
罪名は相続税法違反と偽造有印私文書行使ですかね。
具体的には、2013年11月に遺産相続人達が、死亡した兄から相続した預金や有価証券など約10億5000万円のうち、約8億5000万円を和歌山県内の社会福祉法人へ寄付したように偽装。大部分の財産を同法人に遺贈するという、兄名義の偽造された遺言書などを税務署に提出していたみたいです。
その社会福祉法人が寄付金の入金後にすぐに出金して、使途不明金になってたみたいです。しかも、死亡した兄(被相続人)は生前、この社会福祉法人との交遊はなく、遺言書には「温泉に行く途中で知り、ここに寄付したいと思った」との趣旨の記載があったという事。入金のあった寄付金を当時法人理事の和歌山県議が出金して、外部の複数口座に振り込んでいたと言う事で、これを知った他の理事から疑問が噴出して発覚していったみたいですね。相続税絡みの脱税は今後も増えていきそうです。

 

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